はじめに
みなさん、「いい親」ってどんな親だと思いますか?
怒らず、優しく、いつも笑顔で、
手作りのごはんと完璧なスケジュールで子どもを支える──
そんな“理想像”に、自分を重ねようとして、苦しくなっていませんか?
わたしのたくさんの失敗と学び
わたしは、保育士として18年、そして一人の大人として
たくさんの親御さんや子どもたちと出会ってきました。
わたしに、立派な肩書はありません。
あるのは、学生時代、児童指導員時代、保育士時代、自身の子育て…
どれをとっても全てはじめからうまくいくことはなく
たくさんの失敗と学びを繰り返しながら今に至った経験のみです。
出会った人々からの相談
そんなわたしですが、人生を振り返ると不思議なことに
さまざまな方から相談される機会が多かったのです。
同級生からは、進路の相談を。
実習生時代、そこで働く方から私と同じ大学生世代のお子さんについての相談を。
働く先々で同僚から仕事と私生活(子育て~旦那さんのこと)の悩みを打ち明けられ。
時に園長先生からもアドバイスを求められることがありました。
ちょっと昔の話になりますが
子育てのため家庭に入り、赤ちゃんを抱え散歩していた時も
近所の方があいさつされた後
はじめて出会ったであろうわたしに
娘さんのことで相談されたことがありました。
みんな自分の胸にある思いを、なぜか自然と、わたしに語ってくれました。
気づいた大切なこと
人はみな、さまざまな立場や役割のなかで
さまざまな期待を受け止め、背負いながら生きています。
そして、その期待や理想が重なり合う中で
「自分のあり方とは何か?」を一生懸命模索しているのです。
でも、日々の悩みが大きくなり過ぎると
その人本来の輝きや、その人らしさまでも
少しずつ曇らせてしまうことがあるのだと、感じました。
そんな姿にふれるたび、わたしはこう思うようになりました。
「いい親」じゃなくていい。
”その人らしく輝いている人”こそ、子どもにとって一番の存在なのだと。
今日も泣いちゃった。怒っちゃった。
それは、あなたは子どもを大切に思っているということ。
その“想い”が、ちゃんと伝わっていることを、どうか忘れないでください。
「今が輝く」子育てハック──それは
「あなたらしい子育て」ってどんなこと?
どうしたら「子どもの輝き」「成長」につながるの?
そんな疑問を一緒に考え、あなたの“今”も、子どもの“今”も大切にするということ。
これからの記事で、小さな気づきやヒントを一緒に見つけていけたら嬉しいです
あなたの今が、より輝きますようにと、願いを込めて。
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